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蛇足と科学
2013年09月30日

蛇足というのは、「わざわざ余計な事までしてしまう」とう意味の故事成語ですね。元の故事では、ある男がヘビの絵を描いた際に、本来ヘビにはないはずの足を描いたために勝負に負けてしまいます。 この“足の生えたヘビ”は、実は故事から2千年以上後に発見されています。正確には“足の退化したトカゲ”らしいのですが(詳しくは下記URL)。

 

科学とは、「体系的であり、経験的に実証可能な知識(広辞苑より)」とされています。つまり、すでに何らかの形で実証されたものと、実証はできないけれど理論上確からしいものが科学だと言えます。 “足の生えたヘビ”は、2千年後に実証されたのです!ロマンを感じずにはいられません♪

 

科学はどんどん進歩していきます。現在の“常識”が、数年後には覆っているかもしれません。今は無駄だと思われているようなことでも、突拍子もないような空想でも、ある日それが最新の科学として私たちの前に現れるかもしれません。

 

GEMSが大切にしていることの一つに「子どもたちの発想を豊かにする」ということがあります。子どもたちがGEMSをやっているところを見た人は、よくその発想の豊かさに驚かれます。むちゃくちゃなアイディアもたくさんありますが^^; でもそれでいいのです。そんな空想を糧にして私たちの社会は発展してきたのですから。

 

たくさんの子どもたちが“足の生えたヘビ”を描いてくれることを願っています。

 

 

ジャパンGEMSセンター研究員

鴨川 光

 

ナショナルジオグラフィック公式日本語ページ

http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=2008102401