BLOG

2019年7月
夏に思うこと
2019年07月29日

この時期になると、高校野球の地方予選のこぼれ話的なニュースを読むのを楽しみにしています。

球児たちの努力や、家族との絆の物語に毎年胸が熱くなるのですが、一部では美談にしすぎと批判もあるようですね。でも個人的には、普段は取り上げられないような頑張っている子に光が当たる時があってもいい思っています。

GEMSのワークショップをしている時も同じことを考えます。普段学校でうまくいってなかったり、なかなか目立てない子でも、GEMSに来たらみんなが主役になれるような学びの時間をつくりたいなぁって。

一人ひとり得るものは違っても、子どもたちに丁寧に寄り添っていると、どの子にも自然とハイライトシーンは生まれます。意図的につくろうとするとうまくいかないんだけど^^;

知識や学力につなげるのはもちろんGEMSの目標の一つではあるけど、ノルマではありません。学習“目標”だったものが、いつの間にか学習“ノルマ”のように置き換えられてしまうことってありますよね。

高校野球でいうなら、「目指せ甲子園!」だったはずが、「甲子園に行かないと3年間の意味がない」に変わってしまう感じ。そうなっちゃう時って、子どもやプロセスではなくて、コンテンツや結果に意識がいってしまっているんだと思うのです。

いよいよ今週から夏のワークショップラッシュが始まります。たくさんの子どもたちが輝く場づくりをしたいなぁ。

とっておきの時間
2019年07月24日

おはなしサイエンス「ちょうちょとかくれんぼ」を開催!
絵本やさんの2階を可愛いちょうちょたちが飛び回りました。

今回は、ちょうちょを例にしながら、身体の色や模様によって生きものたちが身を守っているということを学ぶプログラム。まずは、みんなでお花畑を作るところから始まります。

そして、虫たちの生き残り戦略について描かれている絵本を読み聞かせ。かくれんぼさくせん、ビックリ作戦、死んだふり作戦などの防衛方法を紹介します。

ここからようやくちょうちょ作り。さっき自分が作った花と同じ色の紙でちょうちょを作ります。ちょうちょのプログラムなのに花を先に作るって、ちょっと不思議な順番ですよね。

生きもの系のワークショップだと、まずメインの生きものを作って、残りの時間で周りの環境を作る、という流れが多いもの。でも、進化のプロセスを考えると、先に環境があって、それに合わせて色や模様が選ばれていきますよね。言葉で説明しなくても、子どもたちがその流れを体感できるように花(環境)から作ります。(こんな話が保護者グループにはその場で解説されます)

そして自分たちのちょうちょを部屋のいろんなところに隠してみます。これが結構見えないものなんです!近くに子どもがいるからわかるけど、ちょうちょだけだった…カモフラージュってすごい!

でもいくらカモフラージュがうまくいても、飛んでいるときは無防備。お腹を空かせた鳥たちが襲ってきます。そこで子どもたちは、色紙を切って思い思い羽に模様を付け、今度は鳥たちをビックリさせる作戦にチェンジ。保護者の方たちとのロールプレイで、自己防衛についてさらに理解を深めていきました。

なかなかお外で遊べない日が続きますが、参加者のみなさんと素敵な絵本屋さんでとっておきの時間を過ごしました♪

祝50回!
2019年07月18日

2012年からコツコツ続けてきたGEMS Cafeが50回を迎えました!
50回目に取り上げたのは『海流』。世界中の海を巡っている大きな流れをテーマにした高学年向けプログラムです。

このプログラムの魅力は、なんといっても「お〜…」と思わず見惚れてしまうほど美しい水流の実験。一瞬も見逃したくないほど刻々と変化していく水の動きに夢中になりすぎて、記録を忘れる人がたくさんいました(笑)

海流はどうして起きるのか、海流が起きることで地球にどういう影響があるのか、色あざやかな実験を通して体験的に学んでいきます。思わず見入ってしまうようなアート性の高い実験って、こちらも観察を促さなくていいからお互いに気持ちが楽♪

GEMSもそうだけど、欧米のサイエンスは知覚やデザイン性にもこだわりがあるなぁとつくづく感じます。学習者の気持ちをくすぐるのが本当に上手。僕たちも意識していきたいところです。

51回目のGEMS Cafeは10月の開催になりますが、またたくさんの方にご参加いただけると嬉しいです^^