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算数の新時代
2019年02月14日

奈良県の先生たちと、学びのユニバーサルデザイン化(UDL)を推進する研修をご一緒しました。
早稲田大学の高橋あつ子先生とのコラボで、『食べもので算数』のワークショップ!小中高、特別支援の各カテゴリーから集まった約40名の先生方と盛り上がりました!

 

UDLのことを細かく書き出すと長くなってしまうのですが、ざっくり説明すると「すべての子どもが、それぞれの特性を生かしながら深い学びを得る」ことを目指す考え方。GEMSはその一例として呼んでいただいたのです。

そして今回取り上げた『食べもので算数』は、ストーリー仕立ての算数プログラム。メキシコからレストランを開くためにやってきたロサーダさんが抱えている問題を、算数を使って解決&アドバイスするという、日常場面での課題解決がテーマです。

特に、お店の看板メニューに適正な値段をアドバイスするというアクティビティでは、さまざまなデータから自分たちなりに導き出した値段をロサーダさんにプレゼンします。

「原価がこれだけだから、380円にしたらいいよ」
「お釣りの計算が楽だから、ちょっと高くても400円がいいよ」
「奈良に店を出すなら、3人分で1010(せんと)円パックが売れるはず!」

根拠はさまざまですが、それぞれにちゃんと戦略があって導き出された答えたち。思いつきで店先に飾るポップもデザインしてもらったけど、これがまた「トルティーヤ!こうてーや!」とか工夫を凝らしたキャッチフレーズでおもしろい(笑)

算数って答えが一つに決まってしまうものってイメージがあるけれど、それは「先生が答えを一つに絞る」のではなく「生徒が答えを一つに決める」ってことのはず。

たくさんある可能性の中から、論理やデータを駆使して自分なりに答えを導くー。算数が本当に育てたい力ってそういうところだと思うのです。たまたまそれが先生の答えと同じになることはあったとしてもね。

大人が求める答えを探るだけの算数を変えていきませんか?

▼『食べもので算数』
http://japangems.shop-pro.jp/?pid=45203776