BLOG

コミュニケーションってなんぞや?
2019年03月21日

東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所が企画した、テクニカルワークショップ「研究をみせる:科学コミュニケーションの理念と技」に登壇させていただきました。

タイトルにもあるように、言語学や文化人類学を研究している方たちが、ご自身の研究を一般の方にわかりやすく伝えるためのコツを学び合おうという今回のワークショップ。人文学のジャンルでは珍しい試みだそうです。

さてさて、今回話すにあたって、ふと「コミュニケーション」ってなんだろう?と語源を調べてみました。
そしたら、

communication
→ com-「共に」mun「変わる」
→ お互いの認識を変えること
→【名】やりとり

ですって奥さま!
お互いに影響を与え合うから、やりとり。どんなに上手にやったとしても、一方的に伝えているうちはコミュニケーションとは呼べないってことですよね。

じゃあ研究者が一般の人と“コミュニケーション”する意味ってなんでしょう?一般の人からすると、自分が知らなかった専門的な世界を知ることができます。そして研究者側は、非専門家の素朴な反応や疑問から、研究に新たな視点を得られる可能性が生まれます。

もちろんそれがすべてではないけれど、コミュニケーションを標榜するならば、自分も相手からの言動に対して柔軟でいるということ(変化に対して頑なでないこと)は大切ですよね。

その姿勢があれば、学校の先生も、生徒からのフィードバックによって自分の教え方をふりかえることもできたり。普段あまり意識していないけれど、奥が深いなぁ。

“コミュニケーション”の大切さを改めて考えた時間でした。