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海って奥深い!#3
2020年08月16日
3つ目のワークショップはネイチャー。
NPO法人オーシャンファミリー海洋自然体験センターの海野義明さんを講師に迎えて、葉山の海の生きものをオンラインで観察する企画です。
 
今回こだわったのは、リアルの再現ではなくオンラインならではの自然との関わり方です。匂いや手触り、空気感といったものをオンラインで伝えるのには限界があります。そこで勝負してもリアルには及びません。
ワークショップの始まりは、Google Earthを使って宇宙から葉山の海へズームイン!全国から子どもたちが参加しているので、会場となる海がどんな場所にあるのか、周りがどんな地形なのかをドローン映像で確認します。
そこから一気に海の中にドボン!事前に撮影しておいた海中の映像を観ながら、海の中を探検します。スイミーのように小魚が群れで泳いでいたり、ウツボがギョロっと睨んできたり、プロが撮影したからこその魚たちの自然な姿が次々に登場。大勢で海に潜ったら驚いて隠れてしまう魚たちですが、オンラインでは一人が撮影したものをみんなで観られるからおもしろいですよね♪
 
さらに、磯に上がってカニやヤドカリの体の仕組みを観察したり、岩にカモフラージュしている貝を何匹見つけられるかクイズをしたり、マクロとミクロの視点を行ったり来たりしながら生きもの観察をしていきました。
ところでみなさん、貝ってどうやって死ぬかご存知ですか?海に遊びに行って、貝殻を拾ったことはみなさんもあると思います。ただ、野生の貝がどのようにして死んで、貝殻として打ち上げられるのかはあまり考えませんよね。写真の貝殻たちはどうやって死んだのかわかりますか?
 
子どもたちにあらかじめ貝殻を送っておき、手元の貝殻の死因を推理することにもチャレンジしました。「貝殻に丸い穴が空いてるってことは、肉食の貝にやられたのかな?」「傷ひとつないな…てことは干からびて死んだ?」と、“殺貝事件”を解き明かしていきます。
これが意外と奥深い!貝を殺す可能性のある容疑者はたくさんいます。そして、殺貝方法もそれぞれ異なります。貝殻という限られた物証から犯人を突き止めていく姿は、科学者的でもあり、刑事的でもあり。だんだん子どもたちがコロンボのような渋い顔になっていきます。
 
今年の夏休みは海に入るのが難しい状況ですが、砂浜で拾った貝殻で推理ゲームをしてみませんか?
 
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