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考えるって面白いかも!?パート4:第5回スキルよりも感覚を磨く
2019年01月18日

JEEF機関誌『地球のこども』で連載しているエッセイ、「考えるって面白いかも!?」の第5回が、JEEFのホームページにアップされました!
今回は、昨年9月にカリフォルニアを訪れて感じた教育のトレンドについて書いています。

続きはコチラ♪
JEEF機関誌『地球のこども 2018年11月・12月号』

バックナンバーは、コチラからお読み頂けます。ぜひご覧ください♪

 

かも、展示される
2019年01月18日

武蔵野美術大学の卒業・修了制作展に行ってきました。
というのも、「ワークショップの系譜ー水平性を目指すコミュニケーションのかたちー」という作品の中で、GEMSワークショップを取り上げていただいているのです。

作者の東村ほのかさん渾身の本作は、ピアジェやヴィゴツキー、デューイといったワークショップやファシリテーションの理論に大きな影響を与えた心理・教育学者から現代へと続く壮大なワークショップの系譜。

単なる手法の羅列ではなく、その時代の社会情勢や理論の発展などを踏まえて、「ワークショップ」という概念の進化を捉え、世界の差別、抑圧、不平等といった“垂直”なコミュニケーションから脱脚する可能性を探る、という意欲的な作品です。

その中で、事例としてGEMSのワークショップが“展示”されています。偉大な先人たちの系譜の中に連ねていただくのは、光栄でもあり、恥ずかしくもあり。もっと精進せねばー!

展示は明日までですが、他にも構内いたるところに素晴らしい作品が並んでいるので、お時間がある方はぜひ足を運んでみてください!

▼武蔵野美術大学 視覚伝達デザイン学科 卒業・修了制作展
http://vcd.musabi.ac.jp/sotsuten/2018/

何に対しての不安?
2019年01月14日

先日GEMSセンターに来ているインターン生のレポートを読んでいたら、「ワークショップで教材を出すときにオタオタしてしまったので、慌てないように上手くやれるようになりたい」と書いてありました。

これを読んだときに、次の自分の目標をしっかりいているなぁと思うと同時に、どうしてオタオタしてしまうのだろうという思いが湧いてきたので、こんな風にフィードバックを書きました。

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自分が何に緊張しているのか、何が不安なのかをふりかえってみましょう。ワークショップはスタッフも含めてその場にいる全員で学びをつくっていくものなので、一番大切なのはどんな場面からでも子どもたちの学びにつなげることです。

失敗したり不格好なのは悪いことではありません。そこから「何で上手くいかないんだろうね?」と子どもたちに問いかけて、一緒に課題解決をしていけば素敵な学びになりますよね。大人が勝手に失敗して、慌てて、解決してしまったら、子どもたちはどこで学ぶのでしょう?

動きの質を高めるのも大切なことですが、どのような事態になっても子どもたちの学びにつなげられればOKです。〇〇さんの緊張や不安は、自分がちゃんとできるかどうかに意識がいっているからかもしれませんね。子どもたちと一緒に学ぶスタンスも楽しいですよ!
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ワークショップでも授業でも、大切なのは子どもたちがいかに学べるかです。大人がカッコよく立ち振る舞えたかどうかは二の次。自分が思っていたのと違うことが起きても、そこから学びをつくっていければOKですよね。

常に自分が「学びを提供する人」になろうとすると、子どもの前でカッコよくいなければと思ってしまうのかもしれません。でもその時の意識のベクトルは、自分自身に向いているのではないでしょうか?

子どもたちと「一緒に学ぶ人」のスタンスも持ち合わせていると、教室で起きるすべてのことが学びにつなげられます。何が起きても、常に意識は子どもたちの学びの方へー。

自分の出来不出来に割いていた意識を子どもたちに向けるのは、ファシリテーションをちょっとステップアップするコツかもしれません♪

みんなとやるからおもしろい!
2019年01月12日

日本環境教育フォーラム(JEEF)が実施する「環境ユース海外派遣研修」でインドネシアに派遣されるみなさんの事前研修でGEMS。
現地で行われる英語での研修に備えて、英語で「浮く?沈む?」を実施しました。

参加者どうしも今日が初めましてという状況の中で、最初は硬さも見られたものの、一つずつ明らかになっていく物の浮く・沈むにみんなで“一喜一驚”しているうちに場が温まっていきました。

ほとんど全編英語での進行でしたが、さすが海外志向のみなさんだけあって臆せず英語でディスカッション。ところどころ「おろし金って英語で何て言うの?」といった日本独特のグッズに苦戦して笑いあったり。

できないこと、わからないことを温かく笑いあえるチームっていいですよね。きっとこのチームは現地で素敵な時間を過ごすんだろうなぁ。

知り合ってっていくとき自己紹介もいいけれど、同じ探究の場を共有するっていのもお互いの特徴が見えていいものですよ^^

▼平成30年度環境ユース海外派遣研修
http://www.jeef.or.jp/activities/indonesia_training/

考えるって面白いかも!?パート4:第4回先に生まれた者として
2019年01月08日

JEEF機関誌『地球のこども』で連載しているエッセイ、「考えるって面白いかも!?パート4:第四回」が、JEEFのホームページにアップされました!

このエッセイでは、僕が普段のワークショップで感じることや考えたこと、子どもたちから学んだことを書いています。今回のテーマは、「これから先生はどういう立ち位置になるの?」「先に生まれた者として」。

続きはコチラ♪
JEEF機関誌『地球のこども 2018年9月・10月号』

バックナンバーは、コチラからお読み頂けます。ぜひご覧ください♪

 

“雑味”のある学びで思考を動かす
2018年12月28日

2018年のワークショップ納めは&EARTH教室というプロジェクトで環境教育に関わる大学生たちの研修でした。

三重でも好評だった『世界の数学』を使って環境問題やSDGsにアプローチできる思考力を育てるーというワークショップで、体温が上がるほど算数ゲームで遊び尽くしました。

最後のQ&Aコーナーで、「アクティブな学びをつくるポイントは何ですか?」という質問がありました。僕は「雑味があることですね」と答えました。スマートになるほど、抽象化するほど、学びは味気がなくなります。

例えば、「四角柱を斜めに切った断面の面積」を求める問題があります。そもそもこの四角柱は何なのでしょう?実生活で四角柱を斜めに切る場面ってあるのでしょうか?問題を解くのに不必要な思考が動かないように、無駄な情報を排除した感じがしますよね。

これが「ゴジラが上陸してきて光線でビルを斜めに切ってしまったので、雨が入らないように屋根をつけたい。どれだけの大きさの屋根が必要か」という問題ならどうでしょう?ちょっとだけ楽しくないですか?笑

問題の本質に関係ない情報が入っていると、ファンタジーが膨らみます。その“雑味”こそが思考を動かす原動力。楽しさが加わるだけでなく、余分な情報の中から解決に必要な情報を取り出すという力も育ちます。

リアル世界での課題解決は雑味だらけ。教科書の問題だけが得意な子にならないように、いろいろと工夫したいところですね。

みんなちがってるんだから、みんないかそう
2018年12月22日

三重県で行われた第2回キャタリストフォーラムに参加させていただきました。
今回のテーマはSDGsということで、午前は『砂浜』、午後は『世界の数学』を使って体験型SDGs学習を紹介。三重ではまだまだ知られていないGEMSですが、たくさんの人が来てくださいました。

今日は特に、SDGsやアクティブラーニングを実現するには多様性を活かすのがポイントですよーという話をしました。そして、多様な子どもたちに寄り添うためには、教えるという一方向的な関わり方ではなくてファシリテーションという双方向的な関わり方がオススメですよーという話も。

子どもたちの多様性と、それに寄り添うファシリテーションを教育のベースにすると、SDGsの合言葉“誰もとり残さない”と、アクティブラーニングのどちらにもアプローチできると思うんです。

これからは多様性を活かしたMIE(Multiple Intelligence Education)の時代ですよー♪

※ MI理論(Multiple Intelligence)
人それぞれ異なる知能のバランスを活かして学ぶことを推奨する考え方。GEMSではすべてのプログラムに採用されている。

教育は光だ。でもね…
2018年12月18日

教育は未来を照らす光だ、とよく言われます。
でも、光の見え方は一人ひとり違います。

からだを入れ替えられないから分かり合えないけれど、光を感知する受容体も、認識する脳も、理解する言葉も違うので、完全に同じに見えることはないーというのはGEMSの『カラーアナライザー』でよくするお話。

だから教育に対する見方もそうなのかも。みんなが同じ日本の“教育”を見ているのだけど、捉え方はそれぞれ、みたいな。

それでもやっぱり明るい未来を見ていたいから、どこかで教育に期待し続ける。光がなくなったら嫌ですもんね。

どんな教育がいいとか、悪いとか、論じるのも大切なことですが、多くの人が教育に可能性を感じているということも忘れちゃいけないと思うんです。

教育は光だ。でもね、一人ひとり見え方は違うんだ。
だから、可能性が広がるんだ。

だれも取り残さない教育ってどんな形なんだろうなぁ。
そんなことを考えている年の瀬です。

▼GEMSガイド『カラーアナライザー』
http://japangems.shop-pro.jp/?pid=45209144

通知表にひと工夫
2018年12月12日

あっという間に12月も半ばになり、もうじき通知表の時期ですね。テストの点数もそうですが、数値のフィードバックって子どもの現在地と今後の課題を明確にして、保護者や子ども自身と共有するためですよね。

でも、数値の結果が返ってくると一喜一憂して、褒めたり叱ったりしがちなもの。大切なのは結果ではなくプロセスだと頭ではわかっているのものの、数値が示されるとついつい反応してしまいますよね^^;

そこで、通知表に「通知表を使ったふりかえりの方法」なる紙を挟んでおくのはどうだろうと妄想しています。

例えば、

「この通知表はあくまでお子さんの成長の途中経過です。お父さんお母さんが感想を言うよりも、頑張ったところはどこか、不本意な結果だった教科はあるかといった本人が自身をふりかえれるような質問をしてあげてください」

とか。ついでに質問例もいくつか付けたりして。

子どものために出された数値なので、喜ぶのも、悔しがるのも、子ども自身の権利なんじゃないかと思うんです。大人がそれをとっちゃうんじゃなくてね。

通知表を、親が子どもの成績を講評するためのものから、先生と親が協働して子どもの成長をサポートするためのツールへ。

誰か試してみてくれないかなぁ♪

おやつで算数
2018年12月10日

机の上にみかんが1つありました。新しく2つもらったので、全部で3つになりました。

これは1+2=3なのかなぁ?
このみかんはどれも同じ「1」なのかなぁ?

現実の算数は不思議がいっぱい。