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ノリのいい探究をつくろう
2019年06月24日

GEMS Cafe in札幌「前のめりになるサイエンス〜秘密のレシピ」を実施しました!

今回のテーマは、理想の“のり”をつくること。あ、ペタッとくっつく方のね。塩、重曹、小麦粉、コーンスターチという4種類の(合法的な)白い粉を使って、自分たちの理想ののりをデザインします。

材料はシンプルなのですが、混ぜ合わせると…すごいことが起こるのですよ♪予想通りの結果にガッツポーズしたり、予想外の結果に驚いたりしながら、あっという間の2時間でした。

感情が動くと、学びはぐっと深くなります。“楽しい”を楽しいだけで終わらせない、“悔しい”を次の学びのエネルギーに変える。学習者の学びを真ん中にして考えると、教えるとは違うアプローチがやっぱり必要だなぁ。

客観的・論理的な「サイエンス」と、「前のめり」という言葉は一見交わりそうにないですよね。それが同居できるのはGEMSの魅力です♪

Happy Bubble Day!
2019年06月19日

JR武蔵小金井駅のイベントで『シャボン玉フェスティバル』やってきましたー!
シャボン液をたくさん用意しておいて、ブースに来た子からどんどん遊ぶ!ガンガン探究!

今回は屋外だったので風もあったのですが、大人たちが苦戦する一方で子どもたちはあっという間にコツを掴んでシャボン玉を生み出していきます。でも、どうやったら上手くできるのって聞いても答えられない不思議(笑)

2時間のイベントでしたが、2歳から大人まで30人以上が立ち寄ってくださいました。たまにはこんなラフなワークショップもいいなぁ♪

身近なところに探究のタネをまく
2019年06月09日

玉川学園幼稚部の先生たちの研修でGEMS。
今回は特にSTEAMなどの新しい視点を幼児教育にどう取り入れていくかというのがテーマでした。

『タマゴ タマゴ』と『液体の探検』を体験しながら、子どもたちの探究をつくっていく声かけのポイントや、教材の工夫、プログラムの構成などについてお伝えしていきました。

写真を見ていただくとわかるように、先生方の笑顔がとっても素敵で、子どもたちのようなピュアな探究心をお持ちで♪そんな先生方を見ていて、子どもたちの探究を促すものの一つは、この「目」だなぁと感じました。

どんなに言葉では子どもたちと同じように驚いたり、見入ったりしていても、目が伴っていないとすぐに本心でないことが伝わってしまいます。逆に、何も言葉を発さなくても、目線だけで子どもたちが安心感を覚えて探究が促されることもあります。

そういう素敵な目は、自分自身がどっぷりと魅力的な探究の世界に浸かる体験から養われます。本当は子どもの頃に味わっておく感覚を、大人になってからも感じられるのがGEMS研修のメリットかもしれませんね。

これから先生たちがどんな学びをつくっていくのか楽しみです^^

かも、能登に行く
2019年06月01日

石川県の世界農業遺産(GIAHS )「能登の里山里海」地域での教材開発ミーティングにお招きいただき、GEMS体験&アイディア出しワークショップを実施しました。

日本ではあまり知られていませんが、能登は次世代に継承すべき重要な農法や景観、文化、生物多様性を有する地域として国連食糧農業機関から認定されているのです。

遺跡や歴史的な建造物を保全する目的の世界遺産とは異なり、現在運用されている農業システム自体を保護しようとする世界農業遺産は、「生きる世界遺産」とも呼ばれています。

そんな地域の魅力たっぷりの教育プログラムをつくろうと、地域の先生や教育委員会、大学の研究者や国連大学のスタッフなどが集まりまった今回のミーティング。GEMSの『食べもので算数』で盛り上がりました♪

今回がキックオフなので、これからどんなプログラムをみなさんがつくっていくのか楽しみ!それにしても、こうやってお休みの日にもかかわらず教育のことを考えてくれる大人がいるって素敵だなぁ。

頑張っている大人たちの姿も子どもたちに伝えたいなと思った1日でした。

*SDGs三井のごっつぉ Project
http://ouik.unu.edu/news/2228

かも、台湾に行く #3
2019年05月18日

台湾を代表する彫刻家 朱銘の作品を収める美術館に来ました。

岩をダイナミックに削ったり、金属管を曲げたりすることで人の微細な動きや感情の機微が表現されている作品たちは見事の一言。広大な敷地を活かした屋外展示が多く、のんびりと台湾の光や風を感じながら作品と向き合える素敵な空間です。

この美術館のもう一つの特徴は、幼児教育に力を入れていること。視覚、聴覚、触覚などを刺激して、子どもたちの感性が育つようなアクティビティがたくさんあります。

アクリル板を挟んで座り、お互いに相手の顔をトレースし合うもの。食器が固定された机の上でビー玉や木の玉を転がして音を楽しむもの。こういうhands-onの展示は大人でもワクワクしますよね♪

台北市からは少し離れてしまうのですが、猛プッシュスポットです!

かも、台湾に行く #2
2019年05月17日

台北市から車で1時間ほど行った海沿いにある、野柳ジオパークにやってきました。
ここは、波や風によって削られた不思議な形の岩を見ることができることで有名とのこと。

ガイドさんに案内してもらいながら、なんでこんな形になったんだろう?ここまでなるのにどれだけの年月が経ったのだろう?と想像して歩くのは本当におもしろい時間でした♪

これぞ必殺「妄想歩き」!
珍しい地形の場所を歩くときは、どうしてこうなったんだろう?と想像&ぺちゃくちゃしながら歩くと楽しいんです^^

GEMSだと『砂浜』や『対流』、『石にこめられたお話』といったプログラムで地形の変化について扱っていますが、実際に現在進行形の地形変化を見るとやはり感動しますね。

外国のジオパーク、おススメです!

かも、台湾に行く #1
2019年05月16日

GEMSセンターの視察ツアーで台湾に行ってきました。
ブータンでの教育プロジェクトに関わる関係もあって、アジア圏の教育アプローチを学ぶ旅。

初日は、台北市内にある国立の科学教育館に。国立だけあってとにかく大きい!平日だったので、小学校・中学校の遠足で来館している子たちがたくさんいました。

展示はきれいに造られているのですが、知識ベースのものが多く、体験して学ぶhands-onが少なめな印象。スタッフさんもフロア案内係という感じで、依頼されたガイドツアー以外は積極的にサイエンスコミュニケーションすることはないようでした。

それでも、新しく造られたコーナーでは実際に体を使って学べるような展示もあったし、STEAMを意識しているんだろうなぁという部分も見受けられたので、これから変わっていくのだと思います。

外国の科学館は、その国の教育の雰囲気がわかるので楽しいですよ♪

怪我の功名?
2019年04月18日

GEMSプログラム『グループソルーション』は、各自に与えられた情報カードを組み合わせることで答えを導く論理・数学系プログラム。

しかし、各セッションの答えはガイドには載っていません。グループの全員、そしてファシリテーターが確認してみんなが納得できればクリアーというGEMSらしいプログラムなのです。

実はこのガイド、お気づきの方も多いかと思いますが、何箇所か誤解を招きやすい表現があります。英語を訳したときに日本語のニュアンスがずれてしまったものなのですが、答えが1つに絞れない~と悶々としてしまいます。

そこで、最近はインストラクションに一工夫しています。「答えが1つに絞れる」と言わず、「情報を組み合わせて答えを導こう」とだけ伝えるようにします。自分たちで何回か確認して、スタッフにも確認してもらって、みんなが納得できればそれが答えだよー、と。

答えが1つでないかもしれない可能性があるだけで、探究はぐっと豊かになります。答えが1つになると言われたから“正解”を探すのと、いろいろ検討した結果1つの答えに落ち着くのとでは全然違いますよね。

怪我の功名ではないですが、答えは必ず1つになるという先入観を打破する良いきっかけにしてみませんか?

▼『グループソルーション』のガイド
http://japangems.shop-pro.jp/?pid=45205235

新元号の裏で…
2019年04月01日

新元号が「令和(れいわ)」と発表されましたね。
出典は、日本最古の歌集「万葉集」の「梅花(うめのはな)の歌三十二首」。発表後の談話の中では「人々が美しく心を寄せ合う中で、文化が生まれ育つ」と意図が説明されました。

しかし、ジャパンGEMSセンターでは、新元号に込められた裏のメッセージを解読しました。「令和(REIWA)」は、

Relaxing
Environment with
Interactive,
Warai, and
Art

「相互作用しあう、笑いとアートにあふれた心地よい環境(Relaxing Environment with Interactive, Warai, and Art)」を目指そうということではないのか!

そうに違いない!よし、目指そう!
ということで、5月以降のGEMSワークショップはREIWAな場づくりを大切にします!

以上、4月1日のひとりごとでした。

笑顔も化学反応
2019年03月28日

GEMS Cafe 47「ビニールの中で大実験〜化学反応」を開催しました。
大人だけでサイエンスを楽しむというコンセプトのGEMS Cafeですが、今回取り上げた『化学反応』はザ・科学実験なプログラム。それを絵本屋さんのサロンでやるというわくわくな設定です♪

ワークショップは、ファシリテーターのムロさんからの「身の回りで起きている化学反応ってどんなものがありますか?」という発問からスタート。洗濯洗剤、フルーチェ、歯磨き粉などいろいろ出てきたあたりから、そもそも“化学反応”ってなんだ?という話題に。

調べてみると「1つ以上の化学物質が変化すること」とのこと。あれ?じゃあ氷が溶けるとかでもいいの?と疑問が広がり、このれから始まる実験ではどんな化学反応が起きるんだーと期待が膨らみます。

実験は、塩化カルシウムとベーキングソーダという2種類の粉にフェノールレッド溶液を混ぜるというもの。それを空気を抜いたジッパー付きビニール袋の中でやると…!結果はやって見てのお楽しみにとっておきますが、写真の表情から推測してみてください♪

ビニール袋の中で起きた化学反応を観察したら、今度は自分たちで条件を変えて「〇〇という反応を起こしたのはどの物質だろう?」と検証するための対照実験をデザインします。

この時間が一番おもしろいんです!
指示された実験ではなくて、自分たちが知りたいことを確かめるための実験をデザインする。あぁなるんじゃないか、こうなるんじゃないかと頭をひねったからこそ、実際に起きた結果を見たときの驚きや感動はひとしおです。

どうせ実験するなら、こころが動く実験がいいですよね!
「笑顔」という化学反応をしっかり記録できました。

▼『化学反応』のガイドブックを購入する
http://japangems.shop-pro.jp/?pid=45211237