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『文化遺産調査』の親子講座を開催しました。
今回は当日キャンセルなどもあって少人数での実施。それはそれでアットホームな感じがして好きです♪
葉っぱや木の実など、ある場所に落ちていたものを観察することから調査開始!枯れてボロボロになっているものがあったり、一つとして同じものはありません。
「これとこれって同じ木の葉っぱかなぁ?」
「これ何の実だろう?宇宙船みたい…」
「ボールペンが落ちてたってことは人がいたのかな…?」
さまざまな“痕跡”を観察し、分類し、推理して、気分はさながら考古学者。自分が見たことがない世界に想いを馳せるのって、いくつになっても楽しいですよね♪
続いて、自然物を使ってお面作り。作りたいお面に合わせて材料を集めるのではなく、材料からインスピレーションして形にしていきます。昔の人たちはこうやって自分たちの土地の神様をつくっていたんだろうなぁ。
最後は自分のお面にまつわるお話を語っていきます。村の子どもたちに口頭伝承するように、「この神様はね…」「むかーしむかし…」と物語を紡いでいきます。それぞれに温かみがあって、なんともほんわかした気持ちになります。
今回来てくれた男の子は、GEMSがとっても大好きで何回もワークショップに参加してくれているのですが、彼いわく「GEMSはパッションを感じるから好き!」なんだそう(笑)
情熱?熱意?その真意は謎ですが、でもふと「パッションがない学びってやだな…」って妙に共感してしまいました。
よっしゃ!これからもパッション溢れるワークショップをやったるぞー!
▼『文化遺産調査』のガイドブックをチェック
http://japangems.shop-pro.jp/?pid=45205620
少人数でじっくり探究を深める「おうちでサイエンス」のワークショップを開催しました。
本屋さんのサロンをお借りして『タマゴ タマゴ』。進行案もなく、本棚に隠されたタマゴを探したり、タマゴの転がり方を研究してレポートにまとめたり、かもと参加者の興味が赴くままにゆるゆると進んでいくのが心地よい♪
そんな中、「専門的な話をわかりやすく伝えるのって難しくないですか?」という質問をいただきました。質問してくださった方は、大学や専門学校で言語学を教えてらっしゃる研究者でした。
僕は「どう伝えるかではなくて、どういう場をつくるかだと思います」と答えました。そのことについて興味がある、もっと知りたいと思うような状況にもっていければ、こちらの説明はスッと入りやすくなります。
一方で、望んでもいない情報が、気持ちの準備もできていないタイミングではなされれば、誰だってじっくり聞く気にはなりにくいもの。
聞き手が能動的(主体的)に話を聞いてくれれば、多少難解な話であっても理解しようと努めてくれます。主体的な学びにはこんなメリットもあるんですね。
伝え方を工夫するよりも、まずはわくわくする探究で知的好奇心をくすぐってみるのはオススメです♪
▼『タマゴ タマゴ』のガイドブックをチェック
http://japangems.shop-pro.jp/?pid=45207016
本日ある女子校の先生とプログラミング教育の出前授業の打ち合わせをしていていたときのこと。
『世界の数学』とかおススメですよーと伝え、これはフェスティバル型といって何カ所か島をつくって算数ゲームを置いて、好きなゲームで遊んで周るんですと紹介。
ゲーム自体もプログラミング的な思考力にアプローチできますけど、「さぁ、この50分の授業の中で自分が楽しめるよう、学べるように自分の遊びをプログラムしてごらん」って設定がすでにプログラミング教育なんじゃないですかねという話で盛り上がりました。
プログラミングの技術を学びたいのか、プログラミング的な思考力を育てたいのかによって、アプローチはさまざまですよね。
自分が欲しいものを創り出す、自分が行きたい場所にたどり着くーそういったプログラミング的な思考力は、どのような進路へ進むのか、どのタイミングで結婚するのかといったキャリア教育的な視点ももっています。
特に女子校でプログラミング教育をやるのであれば、技術よりもキャリアや生き方の糧としての意味合いが重要なのかもなぁと、新たな可能性を感じた打ち合わせでした^^
▼『世界の数学』のガイドをチェックする
http://japangems.shop-pro.jp/?pid=45209007