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2020年10月
日常と学びの垣根をなくす
2020年10月23日
GEMSリーダーさんのご紹介で、東京都荒川区の地域おこし拠点としてオープンしたばかりのおぐセンターを訪れました。
ここは昔ながらの商店街にある古い八百屋さんをリノベーションした“まちのリビング”。1Fは畳の小上がりがあるカフェ&休憩場、2Fは古い梁を残したワークショップスペースになっています。
何より気に入ったのは、通りと店内にほとんど壁がないこと。街と一体となっているような空間は、商店街に来た人がふらっと入りやすい雰囲気を出しています。
GEMSセンターが目指していることの1つに、日常の中に学びを同化させるという状態があります。日本だと、「はい、もう授業始まってるから切り替えて!」と先生が言うように、日常と学びがどこか切り離されているような感覚がありますよね。学ぶときは学びのマインドや環境をセットする感じ。
GEMSが生まれたバークレーでは、日常の中に学びが溶け込んでいて、構えなくても学びに参加できるようにデザインされています。それを日本でもできないか試行錯誤していたのですが、日本の建物や貸しスペースの造りは、どこも壁がしっかりしていて、意図しないと入れないような空間になっていて難しかったのです。
でも、昔の商店の構造って通りとの間に壁を作らない。ここならふらっと立ち寄った親子がGEMSを体験していけるようなスペースがつくれるかも!とりあえず、本格オープンする11月以降に新しい形のGEMSワークショップをトライしてみたいなと考えています。
近代のではなく、伝統的な商店の形に、やりたいことのヒントを発見しました♪
おうちから世界へ
2020年10月14日
ブータンのパートナーとオンラインで意見交換。
いろいろと話をする中で、せっかくオンラインツールが発達してきているから、これまで国際交流の枠組みに乗っかれていなかった人たちに何か提供したいねという話題に。

 
例えば、幼児やスペシャルニーズ、学校に行けていない子どもたち。そういった子たちにとって、海外というのは国の外以前に、家の外、つまり自分の安心空間の外になります。
登校しないと国際交流にエントリーすることもできない、飛行機に長時間乗れない子は現地の人とふれあうことができないー。さまざまなプログラムに、暗黙の“条件”が課せられていたりします。
でも、オンラインならおうちにいながら海を越えられる。自分の世界を拡げることができる。
ブータンとのプロジェクトがどんどん動き出していきます。
自分でやるからおもしろい!
2020年10月13日

来年度からActive Scienceのプロジェクトで関わる麹町学園女子中学校・高等学校で全校講演会を行いました。

テーマは「『自分の楽しい』を自分でつくる」。感染防止のためにオンラインで各教室に配信する形でしたが、小さいアクティビティやぺちゃくちゃを取り入れつつ、聞いているだけではないように工夫しました。

その中でMI(Multiple Intelligence)の話をしたのですが、終了後に30人以上の生徒さんたちが相談にいらっしゃいました。

学習のこと、友人関係のこと、将来のこと、なんとなく不安なまま過ごしていたものを、MIというヒントを得て何か変えられるかもしれないと思ったみたい。

昼休みの1時間まるっと生徒さんたちと話して終わりました。少しでも響くところがあったなら嬉しいなぁ^^

★日能研「8つの知能(MI)で自分の可能性を見つめ直す」

久しぶりの対面WS
2020年10月11日
今年で3年目となる専修大学でのワークショップを実施しました。
大学のレギュレーションに則って感染防止対策をしながらのワークショップなので、いつもとはだいぶ勝手が違います。授業もこの授業だけ以外はオンラインとのことで、学生さんもあまり打ち解けられていない様子です。
 
密にならなくても楽しめるものーと考えて、個人作業が多い光と色の探究『カラーアナライザー』を選びました。
回折格子で白い光を分光してみたり、いろいろなものを赤・緑のフィルムを通してみると色が変わって見えることを観察したりといった通常の流れに加えて、換気も兼ねてお外へGo!
 
構内を歩きながら、赤・緑のフィルムで見たときに色の変化がおもしろいものを探して写真に撮ってきてもらいます。コロナ下のワークショップでは、こうやって部屋外に出る活動が有効になりそう。
みんなが外に行っている間に喚起や消毒ができるし、どうしても制約が多くなる今のワークショップでは、自由に動ける時間をつくってあげることも大切です。
 
外での学生さんたちの様子を見ていると、いいリフレッシュになっている感じ。3時間という長丁場でしたが、楽しく終えることができました♪
 
オンラインGEMS toブータン
2020年10月07日
麹町学園女子高等学校の生徒さんたちと、ブータンの子どもたちにZoomを使ったオンラインGEMSワークショップを実施しました。
約30人の子どもたちが参加してくれたのですが、ブータンの西から東から、僕たちがまだ行けていない地方からもログインしてくれたのは驚き。これもオンラインならではですね。
 
今回トライしたのは『カエルの算数』のアレンジ版。まずは、高校生たちが英語でアーノルド=ローベル作「なくしたボタン」の読み聞かせ(ブータンの教育はほとんど英語で行われます)。
がまくんがなくしたボタンを探しに行くもなかなか見つからず…というお話ですが、麹町学園ではアクティブイングリッシュを掲げて英語に力を入れているので、生徒さんたちの発音がとてもきれい!子どもたちも聴き入っています。
そこから、ブレークアウトルーム(小部屋)に分かれ、自分だけのボタンをデザインするお絵かきパートへ。ここでも高校生たちの方から「そのボタンかわいいねぇ!」「何色が好きなの?」などと積極的に声をかけてくれていました。
 
 
しかし、ワークショップ終了後には、「子どもたちに何て声をかけてあげればいいか難しかった」「英語の勉強はたくさんしているけれど、いざとなると咄嗟に英語が出てこなかった」と反省の弁。
掘り下げて聞いてみると、しっかり勉強しているが故に、文法や語法が合っているか気になってしまって二の足を踏んでしまったとのことでした。たしかに普段彼女たちが英語で話すのは同世代より上の人たちが多く、“整った”英語を使っています。
一方で、まだ言葉が成熟していない低学年の子どもたちと話す時は、一人ひとりの理解度に合わせてこちらの英語レベルを調整してあげる必要があります。
それでも「悔しいからまたワークショップの機会があったらやらせてください!」と成長意欲を見せてくれた高校生たち。本当にアクティブです。
 
ブータンのお母さんたちからは、「次も参加したいから情報をすぐ流してちょうだい!」ってリクエストがたくさん来ていますよ♪また一緒にワークショップしましょうね^^