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2020年12月
明日も楽しいよ。
2020年12月26日
重い病気と闘う子どもとその家族を支援するNPOシャイン・オン!キッズの協力のもと、小児がん患者の子どもたちとオンラインワークショップをしました。
元々外部からの入室が制限されている小児がん学級ですが、このコロナ禍でさらに出入りが厳しくなり、楽しいことが少なくなっているとのこと。小学6年生の理科「水溶液の性質」で、病室内に薬品が持ち込めないため代わりの実験はできないかというご依頼でした。
そこで、GEMSの『液体の探検』と『溶解について』からアクティビティを抜粋して、見た目が似ていても水溶液の性質はそれぞれ違うことと、酸性の液体がものを溶かすことを学ぶ45分のプログラムをつくりました。
まずは、真水、砂糖水、塩水、炭酸水の中にそれぞれインクを落とし、どのように落ちていくか、広がっていくかを観察するアクティビティから。真水ではこうなったけど、塩水ではどうなると思う?炭酸水では?と1つずつ実験→観察→次の予想と進めていきます。
特に最後の炭酸水では、「わー!きれい!」と子どもたちからだけでなく先生からも思わず声が漏れ、みんなしばらく無言でインクが広がっていく様子を眺めていました。すごく距離は離れているけれど、同じものを見ている間はなんだか空間を飛び越えたような一体感があるなぁ。
 
お次は、酢の中にチョークや貝殻を入れて、泡が出たり崩れたりする様子を観察します。さらに、3日前から酢につけておいた生卵がどうなっているかをオープン!
病院の冷蔵庫や、お家であらかじめ作っておいてもらったので、子どもたちはワーキャー言いながら突いてみたり落としてみたりして酢卵を味わっていました。やっぱり現物っていいよね♪
 
最後に、今日は時間の関係でできなかったけど、まだまだ調べることはあるんだよという話をしました。
今度は自分で酢に生卵を入れて毎日観察してごらん。入れるのがゆで卵だったら結果は変わるかな?殻が溶け込んだ酢が蒸発するまで観察してごらん。どうなると思う?明日も、明後日も、まだまだ楽しいことはいっぱいあるよ、と。
終了後に先生から、楽しいことって子どもたちを奮い立たせるんですねと言っていただき、心からやってよかったと感じました。これからも院内学級へのオンラインワークショップを続けていきたいなぁ。
 
ジャパンGEMSセンターは、親団体の日本環境教育フォーラムとともに、だれひとり取り残さない環境教育を目指して寄付月間(Giving December)に参画しています。
今後もこのような活動を継続していく応援いただける場合は、下記の寄付フォームよりご支援お願いいたします。
大盛り上がりのヤクゲーム!
2020年12月21日
荒川区の多言語交流サークル多言語パークと、ブータンの子どもたちをつないでGEMSの算数ゲームで交流しました。
せっかくブータンとつなぐんだから地域性を感じられる活動にしようということで、GEMSに元々ある「カエルの池ゲーム」を「ヤクの谷ゲーム」にアレンジ(ルールは3枚目の写真参照)。
※ヤクは、ブータンなどの高地に生息する毛足の長いウシ科の動物。
 
同じゲームなのに、動物が変わるとなんかニュアンスが違う!元は池の中からカエルを捕まえていくゲームが、谷にはまったヤクを救い出すゲームになりました(笑)
でも動物が変わったからといってゲームのおもしろさは変わりません。ブータンの子も日本の子も、ヤクがヤクがと言いながら何度も親子でプレイしていました。
ちょうどワークショップ当日の朝からブータンではロックダウンが再開し、準備をする間もなく年末年始はお家で過ごすことになってしまいました。
どうせお家にいるから家族でいっぱいヤクの谷ゲームやるよ!と返っていった子どもたち。ステイホームも楽しい学びの時間にしてほしいなぁ♪